昭和62年製

2022年8月21日、恋ヶ窪駅にて

旧2000系で1987年に追加増備された2031Fと2033F。

登場当時、2000系にはあまり関心はなかったのですが、それでも押し込み型ベンチレータに側面行先表示器設置準備、そして助士席側にもワイパーが追加された両編成は、少し特別な車輌たちでした。

近年は、国分寺線の旧2000系というと2031Fか2033Fが登板する機会が多かったようにも思います(というよりも、他の6輌編成が順次廃車されていたからなのでしょうが)。

2033F(左)と2031Fが交換するこのシーンを撮影した翌朝、外出時に乗車した車輌が奇しくもクハ2033でした。

その日の国分寺線の朝ラッシュに駆り出された翌火曜日、2033Fは横瀬に回送されたと聞いています。

また一つ、国鉄分割民営化が行われた時代の思い出が消えていくようです。