西武鉄道国分寺線は、国分寺〜東村山間7.8kmを結ぶミニ路線だが、歴史は古く1894年12月21日に川越鉄道として先行開業した区間を嚆矢とする。国分寺駅ではかつて日本国有鉄道中央本線と接続しており、武蔵野線新秋津駅開業までは国分寺駅で継走する貨物列車も運行されていた。
全区間がほぼ単線で、国分寺駅・恋ヶ窪駅・鷹の台駅・小川駅・東村山駅の5駅のほか、国分寺-恋ヶ窪間には羽根沢信号場があり、羽根沢(信)-恋ヶ窪間は実質的な複線区間として機能している。ただし、ここで上下列車の離合が見られるのは基本的に平日朝のみ。
以前は西武新宿線(新所沢・本川越)・西武園線直通運用も設定されていたが、東村山駅高架化工事に伴い、現在は国分寺〜東村山間の折り返し運転のみとなっている。また、入出庫は玉川上水車両基地まで都度回送されている。
日中は平日休日問わずほぼ10分ヘッドで、恋ヶ窪駅・小川駅で上下列車の交換を行い、計3編成で運用されている。なお、平日朝は計5編成が用いられているほか、深夜帯は列車間隔が開く。
新2000系6輌固定編成がもっぱら充当されており、かつての西武線らしい「黄色の電車」のみで運用されている。また、一時的に2輌+4輌編成が運用入りすることもある。

そんな西武国分寺線沿線に住むようになって、はや20年以上。 四季折々の沿線風景を写真と文章で綴っていきます。
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