陽が沈むのも日に日に早くなってきました。この写真を撮影したのは17時23分。昼と夜の時間が拮抗する日もまもなくやってくるのでしょうか。
さて、地元・鷹の台駅の構内南側ではここ数年、白色の彼岸花が咲いています。今年もすでに、つぼみの発芽を確認することができました。
夕闇迫る時間帯、幽玄に咲き誇る白い彼岸花を見つめていると、このまま「あの世」まで足を踏み入れてしまいそうです。それにしてもひと月ほど前には、お盆と称して先祖の霊を自宅に迎え入れていたのに、この世とあの世との境界はなんとも慌ただしいですね。
ところでこの白い彼岸花、一見するとおしゃれなのですが、赤い彼岸花と並んで開花されると違和感を覚えます。赤と白の組み合わせは慶事にしか見えないからでしょうか。