今晩は旧暦の8月15日で、この日が満月となるのは8年ぶりだとか。
月の満ち欠けで日付が決まる太陰暦としては、それ、なんかおかしいのではという気もしますが、一日早く月の出を狙ってきました。
日の入りと月の出がほぼ同時刻なことから、数分おきに写真を撮影してみると、みるみると暗くなっていく線路際と、みるみると明るくなっていくお月様。
ここまで輝度差が大きいと、カメラでは肉眼のようには再現できません。このようなシーンを撮影しているといつも思いますが、人間の眼って、光学的にとてつもなく優秀なんですよね。
秒単位でみるみると高度を上げていくお月様を追いかけてこまめにポジションを変え、列車が来るのを今か今かと待ち続けてシャッターを切った一枚です。
もう20秒、列車が来るのが早かったら、月が太い電線にはギリギリかからないで済んだのでしょうが。