身近な存在であったがゆえに、国分寺線を走る3000系の写真はあまり撮影していません。もともと3000系自体が花形と呼べる形式ではないうえに、6輌編成化というのはいわば都落ちの証…ということをどこかで考えていたのでしょう。
いつでも撮影できると思っていた形式ですが、今となってはもう少し撮影しておけば良かったかなと少し後悔しています。
「恋ヶ窪ストレート」と私が呼んでいる夏季限定の撮影地にて、晩夏の夕陽を浴びて。
間近まで影が忍び寄り、あと数分でこの場所も陽が届かなくなります。こうして季節が秋に移ろいゆくことを実感するのです。