Lycoris radiata

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2020年10月3日、鷹の台-恋ヶ窪間にて

お彼岸という一大イベントのときに、狙いすましたかのように赤く咲く。

学名の「radiata」は、放射状に広がる花の様子を指している。

仏教的な思想とも結び付き、曼珠沙華をはじめ、無数の別名が各地に伝えられているという。

畔などに生えるが、種子を作らないので球根で繁殖する。

そして鱗茎は毒を持つのに、水に晒すことで非常食としても重用されてきた。

そんなヒガンバナですが、今年は三連休に台風が襲来したせいか、この年みたいにきれいに沿線で咲き誇るという感じではありませんでした。

しかも下草が刈られる前に発芽したので、緑の上に赤い花が乗っかっているかのようで、なんかイマイチな光景でした。

人間って勝手ですね。